連載 センター試験国語 満点への道 第8回

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連載 センター試験国語 満点への道 第8回

 

 

 

最近、ちょうどいいタイミングで(笑)

 

生徒さんから言われました。

 

 

「センターの模擬試験が返却されたのだが

 

まあとにかく小説ができなかった、

 

小説だなんてセンターくらいでしか出題されないし

 

いつもまったく解けない。」

 

 

・・・とのこと。

 

 

 

 

確かにこの生徒さんの言うとおりで

 

 

いまや

 

国立の2次試験でも3割以下、

 

私大に関しては1割にも満たないと言われているのが

 

小説を入試に出題する大学です。

 

 

 

 

当然ながら

 

ほとんどの生徒さんが

 

センターでしか解くことはないでしょう。

 

 

 

だからこそ

 

簡単に、勉強時間を割くことなく

 

高得点を狙いたいものです。

 

 

 

 

前回、

 

設問を読み、選択肢を吟味して、

 

それから本文を見に行くべきだ、

 

という話をしました。

 

 

 

 

まさに小説はその方法が非常に有効なのです。

 

 

 

 

今回はその話をしていきたいと思います。

 

 

この方法を基本にして、古文や漢文も解けますから、

 

ぜひ習得してください。

 

 

 

 

 

 

選択肢の中から確たる情報を拾い上げていく

 

 

 

 

問題文を読む前に

 

設問や選択肢を見る、と

 

前回お話ししました。

 

 

では

実際に見てみましょう。

 

 

選択肢を吟味する際は、

 

とにかく他の選択肢と比較することが大切でした。

 

 

 

 

具体例はなんだってかまいませんから、

 

そうですね、

とりあえず最新の2017年本試、大問2の問2でも見てみましょう。

 

 

 

 

この選択肢から

 

きっと正しいであろう情報を拾い上げてみましょうか。

 

 

 

 

たとえば①。

この秋はそれまでの数年間と違って体調がよく、

とあります。

 

いまは秋で、何年間か体調がよくないのでしょうか。

 

②に

長い間患っていた病気が治り、

秋晴れ

 

③には

珍しく秋に体調がよく、

 

とありますから、

 

いまは秋で、何年間か体調がよくない、

という

 

先ほどの仮説は正しいでしょう。

 

 

 

なぜなら、

 

仮に季節が秋でなければ

 

それだけのつまらない情報で

 

“秋”という言葉が唯一無い、⑤が正解になってしまいます。

 

 

体調に関しては

 

触れていない④と⑤がありますが

 

さすがにそんなつまらない観点で選択肢は絞れないでしょう。

 

(しかも実は④と⑤というふうに、2つあることが消せない理由なのです。後述)

 

 

あとは

 

子どもと絵の展覧会に出掛けようとしている、

 

ということも分かります。

 

 

基本、どうでもいいようなつまらない内容は正しいはずです。

 

 

そうです。

 

つまらない内容が

 

正解と不正解を分けるポイントであるはずがないのです。

 

 

選択肢を吟味する際にはこう考えてください。

 

これは

問われるに値する内容なのか??

 

 

 

つまらない内容であれば、

 

そもそもそこに線は引かれないでしょうし、

 

設問になるはずもありません。

 

 

 

複雑で分かりにくい、おもしろい(つまらなくない)内容だから

 

設問になっているのです。

 

 

 

問われるに値する内容なのか??

 

 

 

 

 

・・・選択肢に戻りましょう。

 

 

子どもと絵の展覧会には行くのでしょうが、

 

ただ

そこへと向かう気持ちには違いがあって、

 

 

純粋に絵の展覧会を観たいのか

 

展覧会の絵を観ることは何かのついでなのか

 

 

 

・・・ここは正解と不正解を分けるポイントかもしれません。

 

選択肢によってそれぞれ

 

絵の展覧会への気持ちが違うようです。

 

 

 

 

 

つまり、

おもしろくない、つまらない部分は

 

きっと正しい情報であり、

 

選択肢によって大きく分かれている

 

つまらなくない(設問になるに値する)内容こそ、

 

正解と不正解に分けるポイントであり、

 

 

それを確認するために本文に向かえばいいのです。

 

 

 

 

この作業をすると、2つの利点があります。

 

 

① 本文を読まずともある程度のストーリーが想像できる

 

② 確認すべき内容を意識しつつ(問題意識を持って)本文を読める

 

 

 

本文は必ず読まなければなりませんが、

 

設問を解くうえで無駄な部分は読みたくありません。

 

 

 

ぜひこの練習をしてみてください。

 

 

選択肢の中から確たる情報を拾い上げていく

 

 

 

本文を

効果的に読めるようになるでしょう。

 

 

選択肢の

正解と不正解を分けるポイントが浮かび上がってくることでしょう。

 

 

 

 

本文→選択肢

 

ではなく

 

選択肢→本文。

 

 

 

 

先ほども言いましたが

 

この方法を使うと

 

小説はもちろん、

 

古文と漢文はおそろしく簡単に解けてしまいます。

 

 

 

この話はまたの機会に。

 

 

 

 

センター国語満点までの道はまだ遠い・・・

 

 

 

連絡先  Medicus  担当 伊藤
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