分析しすぎる人、結果、賢くない③

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分析しすぎる人、結果、賢くない③

前回、

「論理的に物事を考え、いろいろ模索しながら、目標に向かっていく人」は、受験で成功すると言いました。

 

むやみやたらに、壮大な夢を抱くのではなく、きちんと目標と自分の適性を見定る。

 

自分に過度な期待をすることをせず、合理的に行動をする。クールなイメージを抱かさせる人が多いかもしれません(東進の林修先生は、そういうタイプに見えるのですが、いかがでしょうか。)

 

しかし、こうも書きました。

 

このタイプは、受験では成功する可能性は高いけど、仕事で成功するとは限らないと。

今回は、この部分に触れたいと思います。

 

 

 

そもそもですが、夢・希望を抱くとは、「自分と夢との距離を詰めていきたい」と思うことと同じです。

夢を抱くきっかけは、人それぞれでしょう。ただ、やることは一つ…差を、思考や努力で埋めていくだけです。

 

 

問題は、その距離感です。

多くの人は、ここで、頓挫してしまうのです。


・ものすごくかけ離れている(例:前人未踏の事柄)

・先は見えている。しかし、どうたどり着けばいいか不明。(例:ナショナルチームのメンバーに選ばれる)


 

受験が「きちんと分析すれば、成功する可能性がある」のは、この距離が詰めやすいから。

 

・経験者・指導者がいる(”先に生まれた人間”を、先生というのは、そういうことです)

・勉強方法が世にあふれている(わかりやすい・レベル別の参考書・動画から、合格者の経験談まで)

・期間が限られている(原則、1年で差を詰めることはできる)

・自分との距離を、数値や判定でわかってしまう。(模試・偏差値)

 

要は、いつまでに、何を、どうやってやればいいかは、みんな知っています。

 

 

その上、割と多くの人が成功できる。

東大は3,000人。これに食い込むのも、すごいことです。

ただ、もし、届かなかったとしても、早慶には届く可能性はあるし、”罵詈雑言を受ける”・”就職ができなくなる!”ってことは少ない。(オリンピック柔道で、金メダルはたった一人ですが、取れなかったときに、”金も4位も同じくらい素晴らしい”とはなりにくい雰囲気ありませんか?)

 

ともかく、ゴール・方法が見えている分だけ、まだ、やりやすいのです。

 

 

一方、仕事の目標(スポーツ・芸術を含む)はどうでしょう。

 

・インターハイで優勝

・起業して、成功する

・営業目標を達成したい

・スピーチがうまくなりたい

・You tuberの第一人者として、楽に暮らしたい

・お笑い芸人として、成功する。

・住宅ローンの負担を減らすにはどうするか。

 

このくらいになると、先が見えない。

当然、塾・予備校もないし、そもそも、いつけりがつくのかもわからない。

 

だから、みんなあきらめるんです。できない理由を、こんこんと列挙するんです。(私もそうですけど)*もちろん、きれいさっぱり、夢をあきらめ、他のことのチャレンジしていくことは大切です。時間は有限ですから。

 

「失敗したくない」「賢くやりたい」って、どこかで思ってしまうんでしょう。

しかし、ある程度の仮説を立てたら、何度も失敗を繰り返す。これしか、成功への距離は縮まらないのですが、それを恐れてしまいやすいのでしょう。

 

 

 

ただ、そのリスクをとる人にしか得られないメリットがあります

受験と違って、誰もやったことがないのだから、”オリジナルな存在”になれる可能性があるんです。

つまり、目標までの道筋がみえないことは、大きなチャンスなんです。

 

まとめると


受験:方法論が明確で、多くの人にチャンスがあるが、それがゆえに、”その他大勢”となってしまうことが多い。

仕事:やり方が不明瞭。それがゆえに、目標を達成した時は、唯一無二の存在になれる。


 

人生の大半は、仕事と付き合っていくことになります。

 

若いころに、受験という”補助輪のついた論理トレーニング”の経験を生かし、先が見えない「仕事」で成果を出せる人間を育成するのが、妥当なのかなと思っています。(もちろん、部活でもなんでもいいんですけど)

 

 

そして、事の大小・貴賤問わず、誰もがやったことがないことを成し遂げる―そういう人が、有形無形の事象に、感動を与えるのではないでしょうか。

 

 

マニュアル・パクリ・常識…最初はそれでもかまいません。でも、そこから、独創的な物事を生み出していくんだという心意気が大事ではないでしょうか。

 

ここで一曲。

僕クエスト

 

 

いい曲なので聞いてみてください。私の文章より、この歌詞のほうがわかりやすいと思います。

ただ一つだけの玉座を目指そう 最小限の荷物で

 

 

 

 

つらつら書いてきた「分析しすぎる人、結果、賢くない」シリーズは、次回でラスト。

最後は、個人的に感銘を受けた「オリジナルの塊」の人間を紹介したいと思います。

 

 

 

連絡先  Medicus  担当 伊藤
e-mail
toiawase@medical-stage.com 

電話

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