分析しすぎる人、結果、賢くない④

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分析しすぎる人、結果、賢くない④

☆夢までの距離が遠いほど、オリジナルを生みだせる

夢までのルートが長かったり、どう行けばいいかわからないとき、人はあきらめやすい。だから、できない理由を挙げたり、常識に縛られ、思考を停止してしまいます。

 

一方で、行く手を阻む壁を、試行錯誤を繰り返し、創造的な物事を生み出した人たちも大勢います。

今日は、その部分に触れたいと思います。

 

こういう場合、エジソンや、SONYの森田さん、ソフトバンクの孫さん、ユニクロの柳井さん…スポーツ選手等について、語られることが多いと思います。

 

でも、それらはよく引用されているので、今回は、ちょっと違う人たちの言葉を拾ってみたいと思います。

 

 

①川崎希さん

「経営の本をたくさん読んだが、どれもピンと来なかった。役立ったことは、自分で見たことや聞いたことだった」

 

元AKB48出身の社長。旦那さんは、個性的ですけど、根はいい人そうで、かっこいいでしょう…勝ち組ですね。

ただ、すっと成功しているように見えて、結構、ハードなことを乗り越えてきたことがわかります。

 

 

成功の軌跡の中で、AKB時代に、漫画を読むと見せかけて、経営本を50冊近く読破してきたと書いてあるのですが、印象に残ったのは、「本がぴんと来なかった」というところ。

 

この手の本は、私もよく読んでいましたが、「すごいね」で終わることが多いのが普通だと思います。”自分も頑張ろう!”みたいな感じになって、のちに失速するというのが、ありがちなパターンではないでしょうか。

 

 

でも、彼女は、冷静に「肝心な部分が書いていないこと」を見抜いていたんだと思います。

 

そうなんです。

 

この手の本には、成功方法が、書いていないんです。お恥ずかしい話、いっぱい読んだからわかる。

 

彼女のストーリーでも、

「順調なアパレル事業だったが、服の生産を依頼していた中国の工場が、急きょ閉鎖となって、服が納品されなくなった……そこで、ネイルサロンを思いつき、その翌日、お店を不動産契約して、急いでネイリストを集めて…」とあります。

 

   思いつく?

   翌日にお店を不動産契約できる?

   急いでネイリスト集められた?

 

こともなげに書いてありますが、まあ、なかなかできることではないです。仮に、コネがあったとしてもです。

できない理由を言いたくなる状況なのに、やり遂げているんです。

 

この目標までの”橋を架ける”部分は、何度もトレーニングしていなければ、できないことだと思います。

 

情熱・頭の良さ…いろいろ要素はあるのかもしれませんが、それだけでは難しい。日ごろのトライ&エラーのたまものでしょう。そうやって、自分のものにした人にしか、わかりえないことだと思います。

 

だから、経営本を読み漁っても、経営者にはなれないのではないか…と個人的には思います。

 

 

②成毛眞さん

「創造性というものは”ほかとことなる”ということが大前提」

 

元マイクロソフト代表取締役社長。

成毛さんの本は、結構読みました。単純に、頭がいい。(ご自身も、それは暗におっしゃっていますが)

日本に、WINDOWSを広めた実績のある社長。

でも、仕事一本というわけでなく、多趣味で、個性的な人。(部下に”殿と呼べ”といったとか)

お会いしたこともないのは当然としても、好きなんです。

 

で、成毛さんの著作物で、個人的ベストは「成毛眞のスティーブ・ジョブス超解釈」

創造性について、シンプルかつ明瞭に語っております。

 

スティーブ・ジョブズが逝去し、その後、彼の伝記が100万部も売れたころに、この本は出版されました。

「クリエィティブといえばスティーブ」ということで、多くの日本人が、彼に熱狂していたわけです。

 

その際、成毛さんは、以下のことをおっしゃいます。

創造性というものは「ほかとことなる」ということが大前提……しかし、100万人がジョブズの伝記やビジネス本、自己啓発書を読んでいる。これはつまり、「ジョブズっぽいがジョブズでない人々」という不思議な人種を100万人生み出しているのと同義なのだ。……ジョブズの英雄譚を読めば読むほど、創造性とは真逆の方向に爆走するというのは実に皮肉な話である”

 

当時、結構、ビジネス本を読んでいたので、「確かに…」と思ったものです。というか、恥ずかしいな自分と。

 

受験は、基本的に”、普遍的な定石”があるので、パッケージや言い方は変われど、中身はそんなに変わりません。割と変化の少ない業界、それが教育でした。

 

なので、先生も、常識やマニュアルに凝り固まる人が、多くなってしまいます。

 

ただ、少子化や教育改革が叫ばれている時代、今までと同じ流れに従っていたら、この業界ではやっていけないよねと思ったときに、この本と出合ったので、ものすごく新鮮さを感じましたし、創造性こそが、夢への懸け橋になるんだろうなと思いました。

 

今でも、たまに見返したりしています。

 

 

なお、ビジネス書を読み漁っていたのでわかっちゃうんですが、創造性があるなと思う人は、これとほぼ同じことを言います。

 

①「グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた(辻野晁一郎さん)」

②「僕は、だれの真似もしない(前刀貞明さん)」

③「[新版]MADE IN JAPAN(森田昭夫さん)」

 

 

ソニー好きですね。恥ずかしいくらいに。

 

でも、どうすれば、今の現状を打開することができるのか―「創造性の大切さ」を知るいいきっかけでした。他人以上に、遠回りしましたけど。

 

 

③伊藤隆行プロデューサー

『“池の水を抜いちゃいました”とは何だ?そんなものはやめろ』と言われても、面白そうだからやる

 

 

テレビ東京の「池の水ぜんぶ抜く&駆除の達人 緊急SOS!ヤバイ現場に行ってみた!」、個人的に好きなんです。

ラテ欄で、たまたま見つけまして、「なんなんだ?」という興味本位から見てみたんですが、ハマりました。

で、その企画背景が伝えられているのが、以下のURLです。

(上)

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/06/25/kiji/20170624s00041000100000c.html

(下)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170625-00000082-spnannex-ent

 

 

こんなに実績のあるプロデューサーでも、上司との攻防があるんだなと思いました。

そして、「第3弾まで)続くとは全然思わなかったです。1回目の放送の時は“当たって砕けろ”のような部分もありました。低い視聴率が出たら、すみませんと謝る覚悟をしていたくらいですから」と。

 

面白そうだと思いつつも、成功するかどうかわからず、試行錯誤を繰り返したんだと思います。

 

自分の声を押し殺し、常識にとらわれたり、周りの人の言うことに耳を傾けていたら、こうはなっていなかったんだと思います。

 

結果が出れば、みんな成功した理由を言ってくれるし、今度は、逆に「成功の方程式(パクリ)」になっていくんでしょうけど。

 

また、実績のある人なのに、守りに入っていないのもすごいです。(過去の栄光を語る人、いますよね。)

もちろん、単なる無謀ではいけませんが、情報への感度、推論力、実行力を駆使して、成功へのルートを構築した傑作だと思います。

 

☆仮説を立てて、試行錯誤を繰り返す

 

目標をセットしたら、実行あるのみ…ですが、なかなかできない現状が、確かにあります。

最後に、夢への橋を架けるときのポイントはここじゃないかと思う部分をまとめたいと思います。

 

「人・時・もの・金・ところ」の5つの変数です。

 

例えば、「お金」

”お金は万能”といえば、万能ですが、はじめから手元にはない。なので、ここで苦しんで終わりってことはよくあります。

 

しかし、お金をかければ、すべて可能となるわけではありませんよね。CM・プロスポーツの補強…成功していない例は、散見されます。むしろ、お金がないほうが余計なことを考えずに済む(変数が減る)ので、かえって、いい場合もあります。

 

「ところ」は、ネットがあれば、ギャップはゼロに等しくなります。この特性を生かすのか、あえて、第三の場所に集まって行うのか…考えどころです。

 

などなど、これらの組み合わせ・バランス、技術革新による変化で、いろんなアイディアが生まれやすくなり、夢への障壁を打ち砕くことができるのではないかと思っています。

 

 

そして、これらの要素は、刻々と変化していく―だから、人と同じことをしても、仕方がない(というか、まねはできない)つまり、自分のスタイルを作ることが、どうしても必要になってくるんだと思います。

 

 

そして、これは、定石のある”受験”でも、同じです。

 

仕事よりは、方法論が具体的です。

 

英語ならば、「文法的視点・語彙・論理読解」の3つを鍛えればいいのですが、その習得方法は、人それぞれ。

 

読解で、設問事項を先に見てから読むのか、そうでないのか。

語彙は、音読するのか、書いて覚えるのか。    などなど。

 

 

勉強も、自分に合ったスタイルを見つける必要があります。

そう、受験勉強は、実は、仕事の”作法”を学んでいるという側面もあるんです。

 

だから、部活も趣味も、これといって取り柄がない人こそ、受験勉強にぜひチャレンジしてほしいと思います。

 

現状と志望校をつなぐという経験は、人生において、きっと役立つし、何より、あれこれやってうまくいってないときほど、実は、楽しいし、大きな果実を手に入れる予兆なのだから。

 

分析しすぎて、物事がわかった気にならないで、どんどんチャレンジしてほしい。

心からそう思います。もちろん、自戒を込めて。

 

 

 

連絡先  Medicus  担当 伊藤
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