Win-Winと唱える人

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Win-Winと唱える人

まだいらっしゃるんですね、Win-Winの関係を間違って使っている人が。

 

そもそもですが、Winを享受するためには、まず自らの義務を果たさなければならないことが前提です。それなのに、結果(権利)の部分にフォーカスを当てて、耳障りのいい話をする人がまだいます。

 

 

 

 

雇用者と被雇用者の関係を見ればわかります。

 

雇用者仕事を取ってきたり、用意したりして、被雇用者の生活を支えつつ、その手数料を得る。

被雇用者与えられた仕事を全うし、成果(給与や保証)を享受する。

 

つまり、権利と義務がワンセットなわけです。

 

いい思いだけすることはありえなく、その裏には、自らがしなければならないことが、当然のように隠されているのです。

 

もちろん、義務に対して成果が低いということもあるでしょう。

 

”割に合わない”とか、”ブラック企業”というのはそうだと思います。それは経営者のエゴでしょうし、そのような会社は、いい仕事ができなくなって潰えていってしまうでしょう。

 

ただ、100:0(まる儲け)のようなことは、非現実的。常に、自分に有利な条件にすることは不可能です。

なかなかできることではないし、そもそもgiveばかりというのは存続しにくい。気前の良さにも限度があります。

 

だから、”今回は得したな”とか、”ちょっと損した”の繰り返しだと思います。両方お得ですということばかりを強調するのは、詐欺めいている気がします。

 

 

お互いの義務を履行した結果、Win-Winになれるというのが近いのではないでしょうか。

 

だからといって、情報弱者のまま、相手に有利すぎな交換比率でいいというわけではありません。知見を広げて、なるべく有利なWin(交換比率)に持ち込むことは大切です。

 

本当に大切なのは、そのWin-Winのあとです。

 

 

そのWinを独り占めするのではなく、拡大再生産し、より良いサービスを提供することに使うことでしょう。

 

 

講師という仕事もそうです。

 

 

己の努力で学力を上げて、学歴という成果を得た。今度は、それを生かして、人のために役立て生計を立てている。学歴や指導実績に現を抜かすのではなく、それを他の人に役立てていく―プロである以上、そこにこだわることは当然のことであることを認識し、業務にあたっていく。

 

 

だから、人とのかかわりにおいて、Win-Winは当然のことであり、目指すものではないのではないかと思います。

 

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